種袋がかわいくて、ついポチってしまうトキタ種苗のGusto Italiaの種。昨年、「ベランダでズッキーニなんて」無謀だと頭では考えながら、指が2袋もポチってしまい、2粒ずつ計4苗を育てましたが、収穫は1本だけでした。
昨年は、実は反省点もたくさんありました。初めてなのにいきなり多くの収穫を狙って、狭い空間で、あまり日当たりも考えずに育ててしまっていたこと。途中、液肥を切らしたり、場所を変えたりとズッキーニに負担をかけてしまっていたこと。
花はたくさん咲いて、エディブルフラワーとして存分に楽しむことができたので、水耕栽培で育てる方向性は間違えていないはずです。昨年の失敗を糧に、水耕栽培をリニューアルして、再度ミニズッキーニの栽培にチャレンジします。 (昨年の種だけど)
随時更新して、ご報告します。
- 【ベランダ水耕栽培】ベランダでも育てられる!ミニズッキーニの品種
- 【栽培記録】ミニズッキーニ◆種をまきました。
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆発芽しています
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆栽培比較 水耕v.s.プランター
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆ゴルスタ水耕栽培容器の中の根の張り具合
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆雄花が開花しそうです。
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆雄花が開花しました
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆摘果しました
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆根が真っ黒!
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆うどん粉病になりました。
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆うどん粉病大発生しました
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆雄花は摘花するべき?
- 水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆摘花・摘葉は徹底的に
- 【水耕記録】栽培で育てる ミニズッキーニ◆撤収しました
- 【栽培記録】水耕栽培でミニズッキーニ「パッローネ」「バンビーノ」を育てた結果
【ベランダ水耕栽培】ベランダでも育てられる!ミニズッキーニの品種
ズッキーニにを育てるのをためらった理由。それは、ズッキーニの株の大きさを知ってたからです。
田舎で母が、ズッキーニを育てていたことがあったのですが…その大きさは、日本の野菜にはちょっとないサイズでした。「え ~~ 」という声が思わず出るほど大きくて、野菜というより、灌木の大きさでした。
それでも、仲良くさせていただいている野菜仲間の皆さんの収穫の様子をInstagramで見たり、一株あると収穫量が半端ないなんて聞いちゃうと、育ててみたくなっちゃうんですよね。てへへ♡
「プランターでも育てられる」と励ましていただき、チャレンジスタート!
悩むより、やってみればいいのです。
【水耕栽培で育てる】ミニズッキーニの品種■「バンビーノ」
10~15センチほどの長さで収穫をするミニズッキーニです。
スーパーに並ぶような一般的なズッキーニに比べて、小ぶりなだけではなく、果肉が柔らかいのが特徴です。
昨年1本だけ収穫しましたが、感激のおいしさでした!
収穫本数は、一般的なズッキーニの1.5倍と言われています。
【水耕栽培で育てる】ミニズッキーニの品種■「パッローネ」
球形で、ゴルフボールより大きいサイズになったら収穫ができる果肉が多いタイプのミニズッキーニです。
果肉も皮も柔らかく、中に詰め物をしてオーブンで焼いたり、生でサラダにしたりといったバリエーションに飛んだ楽しみ方ができます。
【ベランダ水耕栽培】ミニズッキーニ◆入手方法
トキタ種苗のGusto Italiaシリーズのミニズッキーニの種は、ネットで購入できます。
私の行きつけの都市型ホームセンターでは、ズッキーニの種の取り扱いがないようです。
又、苗ですが、私の近所のホームセンターではズッキーニの苗を売っているのを見かけることがありません。見た目より葉や茎が柔らかく、苗での流通には向いていないのかもしれません。
でも、ズッキーニの種を播いて、種から苗を作るのは、とっても簡単です!
【栽培記録】ミニズッキーニ◆種をまきました。
Gusto Italiaのおしゃれな種袋に、8粒のかぼちゃの種が…いえいえ、ズッキーニの種が入っています。
ミニズッキーニでも、種はミニではありません!ミニズッキーニの種は、思ったより厚みがなく、平べったい感じです。
土は園芸土を使いました。土に養分が多いと、ツルボケになりやすいので、元肥はほぼいらないそうです。園芸土にある程度の養分があると考えて、元肥は入れていません。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆発芽しています
ミニズッキーニが発芽しました。
2018年は、3月に種まきをして、この大きさになるまでに一か月が、かかりました。2019年は、6月に種まきをして2週間ほどで大きくなっています。
ミニキュウリの種に比べると、子葉が大きいですよね。
ミニズッキーニの、「バンビーノ」「パッローネ」を合計8粒播いたはずですが、半分は発芽しなかったようです。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆栽培比較 水耕v.s.プランター
ミニズッキーニを育てる容器の数が絶対的に足らないので、隣り合った違う容器に育ててみることにしました。
①去年と同じ、発泡スチロール水耕栽培容器
②大型プランターの土耕栽培
③新しい水耕栽培容器(ゴルスタ水耕栽培容器)
新しい水耕装置には、ゴールドスタンダードというプロテインの空き容器を使っています。形がかわいいので、使ってみたいと前から思っていたんです!食品が入っていたのだから、ある程度の遮光性と、断熱性があるかな?あるといいなぁと思います。通気のためと、液肥を入れる利便性のために、窓をつけてみました。
それぞれの容器に定植したばかりなのに、大きさがもう全然違います。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆ゴルスタ水耕栽培容器の中の根の張り具合
去年は、雄花ばかりでなかなか雌花が咲かなかったのに、早くもかわいい雌花が見えます。
雌花が球形なところを見ると、「パッローネ」ですね。
ミニズッキーニの現在の成長具合を、土耕栽培と比べてみると…
こんなに違います。
ゴルスタ水耕栽培容器のミニズッキーニは、葉っぱも茎もピンと張って強そうです。
去年の種を使ったミニズッキーニの栽培ですが、発芽したのは全部「パッローネ」のほうでした。
ゴルスタ水耕栽培容器の中の根の様子です。作りすぎてしまった素麺ではありません。
水耕栽培装置の中が大きいので、根が張りやすいのでしょうか?
いい予感しかありません♡
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆雄花が開花しそうです。
ミニズッキーニ 「パッローネ」の雄花が開花しそうです。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆雄花が開花しました
ミニズッキーニ 「パッローネ」の一つ目の花が開花しました。雄花でした。
鮮やかでいて優しい風情のお花です。大好きです。
ズッキーニの実を成熟させるためには、雌花と雄花が受粉をする必要があります。雌花が咲くときに備えて、雄花は冷蔵庫に…ほかの人もやっているかどうかは不明💦
ズッキーニのお花は、エディブルフラワーとして、食べることもできます。
去年は、フリッターで大活躍しました。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆摘果しました
ズッキーニは、2~3果までは摘果したほうがいいそうです。
可愛そうですが、摘果しました。
雄花はジャンジャン咲きます。男の子の花園です。
摘果したミニズッキーニの小さな実も、食べます。
ハーブオイルでソテーして、娘のお弁当のおかずになりました。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆根が真っ黒!
毎朝日課のベランダのパトロールの際に、ミニズッキーニの根が真っ黒になっていることに気が付きました。
指で触ると、根が溶けています。毎日の曇天と、気温が上がらないことをいいことに、ゴルスタ水耕栽培容器の断熱処理を後回しにしていたことが仇となりました…。
折角 元気な根っこが、ふさふさに生えていたのに…溶液に浸かっていた部分が、定規で線を引いたようにダメになっていました。溶液の温度が上がって、雑菌が繁殖したのでしょうか?
仕方がないので、はさみで切り落とし、ゴルスタ水耕栽培容器を消毒してから出勤しました。
大失敗です。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆うどん粉病になりました。
ゴルスタ水耕栽培容器に、断熱処理しました🌼🌼
アルミシートでラップして、土には炭を置いてみました(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)
おしゃれな容器にしたかったけれど、予算もアイディアもなく、苦肉の策です。
梅雨空が続きジメジメお天気のせいか、うどん粉病らしい葉っぱが出てきました。
ズッキーニは、成長すると葉っぱに柄が出ることがあります。
始めて育てたときには、うどん粉病なのか柄なのか判別が難しかったのですが…これはうどん粉病に間違えなさそうです。
混み合ってきた下の方の葉っぱを整理しました 。
左から、
①大きい水耕栽培容器 (ゴルスタ水耕栽培容器)
②プランター
③小さい水耕栽培容器 (発泡スチロール)
日当たりは同じなのにこの違い😳 プランターが葉っぱの色が濃いですね。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆うどん粉病大発生しました
断熱処理はうまくいったのでしょうか?
根っこが再生してきています。前の根っこより太さがあります。
ところが、一難去ってまた一難。うどん粉病が、大発生しました。
ミニズッキーニに限らず、うどん粉病に困ってしまうのは、毎年のことです。
早めに対処すれば自然治癒してくれることもありますが…東京は梅雨明けが遅れて曇天続きです。
自然治癒するレベルではないようなので、病気の葉っぱを思い切って切り落としました。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆雄花は摘花するべき?
雄花ばかり咲いています。
咲きすぎじゃないでしょうか?
当初は花を摘んで、中華風のスープにしたりコンソメスープにしたりしていました。ここ数週間は、仕事に体力を奪われてしまい、帰宅するとくたくたなことを言い訳にして、花を摘むこともやめてしまいました。
そもそも摘むべきかどうかもわからないんですよね。
摘んだほうが株の元気が続くような気がしていて摘んでいただけで。
摘むのをやめてから「雄花が咲いているほうが、雌花もやる気を出して頑張るかも」なんて、変な言い訳を考えている私がいます。
ミニズッキーニの雌花は、咲く前に黒くしおれています。
水耕栽培で育てる ミニズッキーニ◆摘花・摘葉は徹底的に
梅雨が明けて、お日様が復活しましたね。3株あったミニズッキーニのうち2株うどん粉病がひどかったので、サヨナラしました。袋の下に一粒残っていた、「バンビーノ」を播きました。ズッキーニも、時期をずらして種をまいて育てられるらしいですね。
前回の投稿後、少し勉強をしまして、プロの方はズッキーニの下葉や脇芽は、取り除くそうなんですね。
プロの真似をして、雌花より下にある雄花と邪魔そうな葉っぱは、徹底的に摘花・摘葉しました。
あれから2週間、ついに元気そうな雌花が3つ、姿を見せてくれていますよ♡
実家の母は、ズッキーニに対して、そのあたりのお手入れは全くしていませんでしたが… 周りに隔が野菜を育てているのは、隔てるものがないにもない畑だし、太陽サンサンな広大な土地ですしね!我が家のベランダのような、野菜が育つにはいいとは言えない環境では、テクニックを駆使しないといけないのかもね…と、思いました。
【水耕記録】栽培で育てる ミニズッキーニ◆撤収しました
8/10(土)
例年より2週間長い梅雨がやっと開けて、順調に回復したと思われるミニズッキーニでしたが、着果していた雌花が3つとも落果してしまいました。
ズルズルと育てても、収穫は見込めないと判断して、本日 撤収しました。
【栽培記録】水耕栽培でミニズッキーニ「パッローネ」「バンビーノ」を育てた結果
結果、2019年は1つもミニズッキーニを収穫することが、できませんでした。
水耕栽培でミニズッキーニ栽培■良かったところ
今年は、土を多めのパッシブ水耕栽培を採用してミニズッキーニだけの単独水耕栽培容器でチャレンジしたことが大きな成果でした。土を多めにしたこと、水耕栽培装置を大きなものにしたことで、立派な根を育てることができ、結果 元気がいい大株に育てることもできました。
水耕栽培でミニズッキーニ栽培■悪かったところ
反省点としては、水耕栽培装置の断熱処理が後手になってしまったため、大きく育った根っこをダメにしてしまったことです。6月に雌花を見つけた時の感動が深かっただけに、かわいそうなことをしたなぁっと思います。
余談ですが、バンビーノは、種が新鮮でないとダメな様子ですね。
バンビーノは4粒播いて発芽は1粒だけ。
1粒だけ発芽したバンビーノも、ヒョロヒョロしていて育ちませんでした。
水耕栽培でミニズッキーニ栽培■次回栽培に向けて
昨年(2018年)に、 唯一1本だけ収穫できた、バンビーノの美味しさは感動モノでした。
今年の結果を踏まえて、来年もズッキーニにチャレンジしたいと思います。
来年に向けて
・土多めのパッシブ水耕栽培とし、水耕栽培容器は、断熱性に優れているものを採用予定。
・株が育つまでは、窒素少なめとして、うどん粉病の発生をけん制する。
・うどん粉病に耐性がある品種を探してみる。
・栽培環境は今年と同じ、ベランダの一番日が当たる場所とする。
栽培終了しました。ズッキーニの栽培は、一年後に再開します❣
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