野菜作りに必須な条件の一つは、日当たりです。実を食べる野菜は、日当たりが悪いと実が付きません。一方、葉を食べる野菜の中には、日当たりが悪くても育つ野菜もあります。
冷夏の野菜不足の際には、冷害を受けた野菜だけではなく、他の野菜も比例して値段が高騰してしまうものです。家庭で野菜を作って対策が取れるといいですよね。
家庭で育てられる、冷夏にお勧めの野菜について、ご紹介します。
【ベランダ水耕栽培】冷夏の時こそ、品種を絞って育てる
ベランダ菜園の限られたスペースでは、日当たりのいい場所が限られています。充分に日があたる場所は、日光を特に好むミニトマトやピーマンを育てたいところです。日当たりを好む野菜は、特に午前中に日が当たらないと、うまく育ちません。
比較的日当たりがいい場所では、実物野菜を育て、他のスペースには、日陰でも育つことができる葉物野菜を中心に育てます。
ベランダ野菜の育て方■日当たりを好む野菜
- ミニトマト
- ナス
- ピーマン
- きゅうり
- かぼちゃ
- 枝豆
- トウモロコシ
- 人参
- 大根
- サツマイモ
- キャベツ
- 白菜
- カリフラワー
ベランダ野菜の育て方■半日陰でも育つ野菜
- 小松菜
- ほうれん草
- クレソン
- 春菊
- パセリ
- リーフレタス
- 玉レタス
- 葉ねぎ
- イチゴ
- ショウガ
- 里芋
- サラダ菜
- チマサンチュ
- ニラ
- シソ
- ミツバ
- デトロイトビーツ
- オカワカメ
【ベランダ水耕栽培】冷夏に強いおすすめ野菜・ベスト11品種
半日陰・低温度でも育つ野菜は、意外にも身近で、スーパーでもよく手に取る野菜です。
その中でも、比較的初心者~中級者向けの物をピックアップしました。
- 小松菜
- クレソン
- 春菊
- リーフレタス
- サラダ菜
- チマサンチュ
- ニラ
- シソ
- ミツバ
- デトロイトビーツ
- オカワカメ
小松菜、春菊は、早採りしてベビーリーフとして利用することもできます。サラダで食べることもできます。
リーフレタス、チマサンチュ、春菊は、虫が付きにくいので初心者向けと言えます。成長のスピードも早いので、種を播いてから食卓にのぼるまでの期間が短めなのも、お勧めポイントです。
最近人気のデトロイトビーツは、彩が美しく栄養価が高いベビーリーフとして人気です。おしゃれなサラダバーなどでも目にする機会が増えました。正直なところ、デトロイトビーツには、申し訳ないのですが、味や食感の面ではあまり人気はありません。少しだけ育てて、彩に使うのがいいでしょう。
また、気象条件の難しい冷夏では特に、一種類の野菜に偏って育てるのではなく、数種類の野菜を少しづつ育ているのがリスクを少なくするポイントと言えます。
【ベランダ菜園】冷夏・野菜高騰対策。冷夏に強い野菜・11品種 まとめ
野菜が健康に育つためには、適切な日光と温度が必要です。
2019年の夏は、日照時間が短く、気温も低いため、市場は野菜不足になり野菜の値段は高騰することは間違いないでしょう。
冷夏対策野菜として家庭菜園で育てるには、小松菜、リーフレタス、チマサンチュ、春菊を特にお勧めします。
発芽から収穫まで比較的簡単で、収穫までの期間が短いが魅力的です。ほうれん草も半日陰でも育つ野菜ですが、発芽が難しく、成長スピードも遅いので冷夏対策向けとは言えません。
日当たりの悪い場所でも、台の上にプランターを置いたりといった工夫をすることで日当たりを確保できることもあります。それぞれの野菜の特性や、ベランダの環境を考えて野菜作りをすると、必ずうまくいきます。
是非、チャレンジしてみてくださいね。
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