【ベランダ菜園】余った種の活用術。①スプラウト栽培

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家庭菜園が始めると、楽しくって、あれこれ種を買い集めてしまったこと、ありませんか?
うきうきと買い集めたものの、ベランダで1シーズンに育てられる野菜の量は限られています。播き切れないで、種が余ってしまうことがあります。

上手に保管して、翌シーズンに種まきもできますが、翌年播いたとしても、余っちゃうんですよね💦
今回は、余った種を有効利用する方法をご紹介します。

【水耕栽培】余った種をスプラウトで、無駄なく食べます。

2019年 大根播いたらカイワレ大根になりました

2019年の夏は、梅雨が長引き、野菜が育たず気をもみました。野菜を育てるには、最悪の夏でした。

ちょうど我が家には、貰い物の一年前の野菜の種がたくさんありました。使命感で種を播いても、全部が全部徒長してしまいます。ベランダで、普通に播いた大根の種が、カイワレ大根になって風に揺れていました。

飢饉って、こういう気象状況の時に起きたんだなぁ…と思った、2019年夏。
どうせ徒長してしまうのなら…初めからスプラウトを育てればいいのです!

でも、家庭でのスプラウト栽培は、カビが生えたり、匂いがしたり、虫が寄ってきたり…経験上、真冬以外は、スプラウト栽培を家庭ではやるべきではないと思っています。

余った種をスプラウトで■スプラウトマシンで、夏場でも収穫

BelleLife もやし栽培マシン

「水温を一定にすることができれば、夏場でもスプラウトが上手に育てられるかも」と思い、買ってみたのがこのマシーンです。

BelleLife もやし栽培マシン
Amazonで、通常4990円。Amazonプライムデーに1389円引きで購入しました。
ポイントも使ったので、実質2000円もしないで買えました。

このもやし栽培マシンは、季節モードを選んでメインスイッチを入れると、30分間隔で水をスプリンクラーのように種にかける仕組みになっています。 常に水に浸っている構造ではないので、衛生的です。定期的に水を替えるので嫌な臭いもしません。これなら、真夏でもスプラウトが作れます。

季節モードは、冬/春秋/夏の3モードです。説明書を見ても水温を一定にするとは書いていないようですが、真夏でも腐ることは今のところありません。

小豆のプラウト

2019 小豆のスプラウト

小豆のスプラウトです。 スーパーで売っている観物の小豆で作りました。
小豆のスプラウトは、茹でる前は小豆の香りがしていました。茹でてしまうと、小豆の香りは消えます。

小豆のスプラウトは大豆のスプラウトより、もやしに甘みがあります。噛んだ時の歯ごたえも、大豆より弾力を感じます。口に入れると、弾力を感じる心地いい抵抗の後、さっくりと噛み切れる感じです。高級もやしといった感じです。

茹でて、塩ドレッシングや中華ドレッシングで食べました。
生野菜を好きではない人でも、たべやすいと思います。

野沢菜のスプラウト

2019 野沢菜のスプラウト

野沢菜のスプラウトです。わずかに野沢菜の風味と辛味を感じます。
朝食にぴったりの爽やかさです。

野沢菜のスプラウト用の種が売っていたら、絶対リピートしたいです♡

白菜のスプラウト

2019 白菜のスプラウト

白菜のスプラウトは、特に癖もなく、特徴もないスプラウトです。

スーパーでパックのスプラウトは、若干の蒸れた様な匂いを感じますが、 BelleLife もやし栽培マシン で作ったスプライトは、そういった嫌な香りを感じません。
製造方法の違いなのか、鮮度の違いなのか判りませんが、気持ちよく食べられるというのはとてもメリットがあります。

緑豆のスプラウト(緑豆もやし)

2019 緑豆もやし

スーパーでもおなじみの緑豆もやしは、4日で食べられる大きさになりました。

Amazonで、1キロ500円の緑豆を買って、70gを使用。600gの緑豆もやしが出来上がりました。
豆の値段だけで考えると、600gを作るのに30円のコストです。

近くのスーパーでは、緑豆もやしの底値は200gで16円です。600gで48円の計算になります。
勝ちましたね (^_^)♡

緑豆の発芽大豆

2019 緑豆の発芽大豆

話題の発芽大豆を、緑豆で作ってみました。
緑豆発芽大豆は、スプラウトマシーンにセットして、2日でできてしまいます。

これは家族にも大評判のおいしさで、うまみと食感が秀逸です。
サラダに、スープに、パスタに添えて…と大活躍です。
これだけを作り続けてもいいくらいです。

発芽大豆は、Amazonで買うと100gで210円します。

スプラウト栽培のメリット

2019 緑豆もやし

スプラウト栽培のメリット■種のムダをなくせます

野菜によって異なりますが、どの野菜も時間の経過とともに発芽率は落ちていきます。
小松菜のように 時期を選ばずにほぼ一年中播けるようなもの、翌年も発芽率があまり下がらないものもありますが、野菜の種は 古くなるとどんどん発芽率が下がるものです。スプラウト栽培を活用すれば、場所も肥料も不要で、種を有効活用できます。

スプラウト栽培のメリット■無農薬で育てられます

スプラウト栽培に必要なものは、農薬処理がされていない野菜の種と、水のみです。
スプラウト栽培用の種ではなくても、自家採取した野菜の種や、種袋に「農薬処理済」と書いていないものは、スプラウト栽培に利用できます。

収穫まで5日と短く、水のみで育てるので、農薬の出番はありません。

スプラウト栽培のメリット■栄養価が高く、消化しやすい

発芽玄米が玄米よりも、消化が良く栄養価が高いことは、よく知られていますが、スプラウトも同じです。種子の状態よりも栄養価は高く、種子や野菜で食べるより消化吸収がいいと言われています。 種子の栄養と、光合成をして成長した野菜の栄養の両方を持つといわれ、ビタミンC・βカロテン・カルシウム・葉酸・食物繊維などが豊富です。

スプラウトの素になる種子によってその栄養価は異なります。
数年まえからブームになっていますが、ブロッコリースプラウトの栄養価は高く、がん予防効果・ピロリ菌除去効果・花粉症対策効果が期待できます。アンチエイジリングやダイエット効果もあるっていうんですね。それを言われると、女子は弱いですよね。

私にとってメリットが高いのは、たんぱく質の含有率が高いこと。お肉が好きではないので、食事からたんぱく質を取り入れるのが厄介なのですが、スプラウトのたんぱく質の割合は、鶏肉より高いと言われています。

【ベランダ菜園】余った種の活用術。①スプラウト栽培■まとめ

スーパーで買うもやしは、お値段もお手頃で、袋から取り出して洗うだけですぐに食べられるというメリットがあります。でも、もやしって、買ってきてすぐに食べないと、何となく嫌な香りがしたり、悪くなってしまったりしますね。

家庭で育てると、新鮮なスプラウトが楽しめます。
種子によって、スプラウトの味や食感が違うので、その違いを比べてみるのも楽しいですね。スプラウト栽培用の種子は、ネットやホームセンターで手軽に入手できます。野菜栽培の種子より、たくさんの種子が種袋に日っているので、余ったものをベランダで育ててもいいのです。

食事や健康に意識の高い方は、はまると思います。是非、試してみてくださいね!

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Nanika

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