ベランダで水耕栽培を楽しむようになり、種を播き、花が咲き、実がなる様子をリビングにいながら楽しむようになりました。田舎育ちのわりに、植物の花に関してはあまり関心がなかったのか、ベランダで咲く野菜のお花が思いかけず可愛らしく、ドキドキしたことを覚えています。
水耕栽培では、ほとんど農薬の出番はないため、育てた野菜のお花は、エディブルフラワーとして食べることができます。エディブルフラワーは、英語では” edible flower ”と書きます。(eatable ではありません💦) 直訳すると「食用に適する花」です。
自分で育てた野菜が、エディブルフラワーとして食べられることを教えてくれたのは、SNSで出会ったフォロアーさんでした。お皿に少しのお花があるだけでも、華やいだ気持ちになります。今回は、大根の花のエディブルフラワーとしての楽しみ方をご紹介します。
【エディブルフラワー】水耕栽培で育てた大根の花とサヤ
エディブルフラワーは、食卓に、彩や香りを添える意味合いで使うのがいいと思います。
無農薬で育てた植物の多くは、エディブルフラワーとして楽しむことができます。
上の写真は、左から、大根・矢車菊[コーンフラワー]の紫/ピンク/ブルー/ホワイト・黄色いのはなんだっけ?全部、ベランダで育ったものです。
【ベランダ水耕栽培】■大根の花
大根も辛味大根も、桜の花が咲くころに、花を咲かせます。どちらもエディブルフラワーとして食べることができます。
食べ応えはありません💦が、大根の辛味がちゃんとあります。シーフードサラダやお刺身のあしらいなどに使うといいですね。
冷たいお蕎麦に、添えても素敵です。
【エディブルフラワー】大根の花で朝ごはんプレート
ベランダの野菜を使った朝ごはんです。
お皿の真ん中に、ルッコラと辛味大根の花を、エディブルフラワーとして使いました。
【ベランダ水耕栽培】■大根のさや
ベランダで初めて見つけた時には、「これなあに?」とびっくりしました。これは、大根の花が終わった後に付く、大根のさやです。
このさやが成熟すると、中に大根の種ができます。
【エディブルフラワー】大根のサヤで朝ごはんプレート
大根のさやは、スーパーでは見かけることがありません。
新鮮なうちに食べないと、筋張って美味しくありません。
そのため、流通することがないのかもしれませんね。ネットやオークションでは、さやだけを売っている業者さんもいるようです。
見た目も美しく、大根の味がします。
【ベランダ菜園】エディブルフラワー♡大根の花とサヤ■まとめと雑学
春先になると、アブラナ科の植物はとう立ちをして、その後花を咲かせます。
収穫の時期を逃してしまった大根は、別の植物かと思うほど茎をのばし、花を咲かせ、そのころには、大根自体はスが入って食べられなくなります。
大根は、花が咲く前に収穫して食べる根菜です。そのため、とり遅れが出ない限り、育てている人でも見かけないのが大根の花であり、大根のさやなのですね。
とり遅れがないのが一番かもしれませんが、とり遅れてしまっても、それを楽しむ余裕がベランダ菜園のいいところだと思います。
コメント